デッキの作り方、デッキ作りの基本的な考え方
どうも、木村(@kimu3_slime)です。
僕なりのデッキ作りの基本的な考え方を紹介します。
自作するのはコピーデッキに慣れてから
まずは自分で作るよりも、コピーデッキしたほうが良いと思います。自分でデッキを作るのは次の段階の話。
参考:環境に合った 強い or 連勝 デッキの探し方 - 木村すらいむのシャドウバース用ブログ
「固定枠」を決めてから、「可変枠」を入れる
さてデッキの作り方。ものすごく当たり前の話かもしれません。
- デッキの基礎となる基本カード、固定枠を決める。
- 環境などを考えながらカードを足していく、可変枠を加える。
- デッキを実際に使いながら、可変枠の枚数を調整していく。
という流れです。
例を実際に見てみましょう。(カードプール、環境はOOTに準拠してます)
ギガキマウィッチ
ギガントキマイラウィッチの固定枠です。
フィニッシャーとなるカード、ギガントキマイラを入れます。
真実の宣告もギガントキマイラと並ぶ優秀なフィニッシャーと考えているため、これも入れます。これでフィニッシャーが決まりました。(フィニッシュプランの決定)
このフィニッシュプランを実現するために必要なカードを考えます。
スペルブーストが必要です。つまり、スペルによってドローするカードが必要です。
ここで、運命の導き、精神統一、知恵の光、マナリアの知識、マジックミサイルが入ります。
フィニッシュプランに進むばかりでは、相手に盤面を作られて負けてしまいます。除去カードが必要です。
ウィッチにはスペルブーストと噛み合う優秀な除去、ウィンドブラストと炎の握撃があります。
これで27枚の固定枠が決まりました。
フィニッシャーとして暗黒のキマイラを採用する場合や、ギガキマ抜きプランのデッキを作るときも、ここから考えれば良いでしょう。
この固定枠に、可変枠を加えたデッキの例が次の画像です。
環境的にロイヤルが多かったので、フレイムデストロイヤーを採用しています。フレデスを採用するならば進化権をマジックオウルに使って、5-7Tでのボード逆転が狙いやすくなります。
ノヴァフレアはロイヤルやネクロを見て、熾天使の剣はヴァンプやネクロやビショップを見て入れています。この枚数は、環境を見て調整すると良いでしょう。
ヴァンプが多ければ、フレデスを出している余裕がないかもしれません。フレデスなしの構築は次のようになるでしょうか。
熾天使、グランドスピア、ヴェスパーで序盤除去を強化しています。進化権はマジックオウルで切りたいですね。後手の除去と回復となるカリオストロを入れるのも良いでしょう。
ランプドラゴン
もうひとつだけ例を挙げましょう。僕はランプドラゴンの固定枠を次のように考えています。
まず、ランプして強い・フィニッシャーとなる、アジ・ダハーカ、ポセイドン、ガルミーユが入ります。
次いで、ランプ(PPブースト)ができる強めのカードとして、竜剣の少女・アイラ、託宣、ロイが入ります。
今期のドラゴンはドローソースが課題です。侮蔑の従者、ガルア、天なる大河、まどろみの白竜などがありますが、これらよりも純心の歌い手が優秀なドローソースと判断しています。
除去カードとしてはフィルレインを固定枠として考えました。
可変枠の例としては次のようになります。
ガルミーユにより点数が削れると考え、侮蔑ギミックを活かしたのが次の侮蔑デッキです。息切れはしやすいですが、噛み合えばかなりキルターンが早いです。
ロイヤルが増え、蝙蝠ヴァンプが減り、フィニッシュターンが遅くなったときは、次のような遅めのランプデッキも考えられるでしょう。
狂えるドレイク、ゾーイなどを加え、(ウィッチを除く)遅めのデッキにパワーで負けない構成になっています。
まとめ
固定枠は、デッキの軸、デッキタイプを決める最低限のカードです。これに可変枠を柔軟に加えてデッキができていると僕は考えています。
デッキコピーをしてから自分なりに調整するときも、どのカードが固定枠でどのカードが可変枠なのかが見抜ければ、強さを損ねずにデッキが変更できるでしょう。
何が固定枠かわかるということは、デッキの強み・そのデッキでやりたいことがわかるということです。それがわかっていれば、マリガンの判断もしやすくなるかと思います。
木村すらいむ(@kimu3_slime)でした。ではでは。